ミネラルとは
人の体を構築する五大栄養素、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミンそしてミネラル。これらのバランスが崩れると体に様々な弊害が現れます。まず炭水化物と脂質は主に体を動かすためのエネルギーになります。タンパク質は細胞や筋肉になったり、場合によってはエネルギー源になったりもします。ビタミンやミネラルは他の栄養素に比べると、ほんの少しの量でカラダを機能させています。(微量栄養素)。しかもそれぞれたくさんの種類があり、お互いに協力して体のバランスを助ける働きをしています。
この2つの違いは、ビタミンがその他三大栄養素と同じ有機化合物なので体内で作られるものもあるのに対し、ミネラルは元素そのもので無機質であり体内では作れません。またミネラルには骨や歯などの体の組織を構築する役割もあります。人間は有機物だけでカラダの96%を構築し、残りの4%をミネラルで構築しています。またビタミンはミネラルがないとうまく働くことができません。
つまりビタミンは、ミネラルの助けなしにはその機能を果たすこともできないのです。
また単位のミネラルをサプリメントなどで過剰に摂りすぎてしまうと、そのミネラルがほかのミネラルの働きを阻害してしまうこともあるのです。
そういった特徴をよく把握しながら、毎日バランスよくこれらの栄養素を摂ることが大切なのです。
